アトリエ霽月の瞑想教師 野津寿子です。 自我について2日目です。
テーマの心の在り方 というより、心について です。
自我の意識はどういう仕組みになっているかと言いますと、
自我は身体に備わった 自己防衛システムなのです。一種のセキュリティソフト
個体を危機から護り、安全に維持するためにフル回転で仕事します。
個のために働いているので 全体のことまで考慮していません。
魂が経験を積んだり、成長してキャパが拡がると
個のエリアが 個体から 家族 グループ クラス 学校 会社 町 国 地球 と エリアを拡げますが
これには何世代か転生を重ねる必要があるようで、
生れ落ちて物心ついてくる時の意識には何の自覚もありません。
すでに作動中のソフトです。
このプログラムは 体験したことをデータとして取り込み、ルールを作成していきます。
でも、それらは固定されたルールで 変化に対して融通性がなく、
一視点からしか景色を見ていません。三次元を平面のようにとらえるので立体的側面は見えないのです。
つまり裏側のことは無視。 一面を全体としてとらえる癖があります。
短絡的でもあり、微妙に違うエネルギーを読み分けることもできません。
マインドの弱点です。微妙な変化に対応できません。
更に、一度作られたルールは削除されにくく、どの場面にも適応されて行きます。 融通がきかないのです。
ルール絶対。必要のない場面でもルールは作用してきます。
邪魔な場合ですら 当てはめてブレーキをかけてきます。
意識下でルールとしてインプットされたものは 箇条書きの法律のように第一優先され、固定化されます。
我々の行動を監視し、他者の行動も監視し、裁こうとするのです。
これは個体を危機から守るためですから 仕事熱心なマインドは余念がありません。
↓ こんな感じでしょうか
TPOには対応いたしません。
用途以外のご使用は 使用者の責任でお願いいたします
という感じ。(笑
こんな商品あるんですね(笑
マインドにスイッチOFFはないですが。。w
話は戻ります (^_^;)
マインドは物事の本質よりもルールを優先したがるようになります。
ベースに危機に対する不安がありますから 絶対に守りたいのです。
マインドの目的は ひたすら個体を安全に永らえたい
これは 外界に命を脅かす天敵が存在する世界では非常に有効に働きます。
マインドは仕事熱心な監視員なのです。
これは身体に備わった機能で、意識はこの保安機能も作動させながら 身体を運転しています。
この三次元で人生という旅をするための乗り物 身体。
==3
次回へ続く