自我について② 自己防衛システム

アトリエ霽月の瞑想教師 野津寿子です。 自我について2日目です。

テーマの心の在り方 というより、心について です。

 

自我の意識はどういう仕組みになっているかと言いますと、

自我は身体に備わった 自己防衛システムなのです。一種のセキュリティソフト

個体を危機から護り、安全に維持するためにフル回転で仕事します。

個のために働いているので 全体のことまで考慮していません。

魂が経験を積んだり、成長してキャパが拡がると

個のエリアが 個体から 家族 グループ クラス 学校 会社 町 国 地球  と エリアを拡げますが

これには何世代か転生を重ねる必要があるようで、

生れ落ちて物心ついてくる時の意識には何の自覚もありません。

すでに作動中のソフトです。

 

このプログラムは 体験したことをデータとして取り込み、ルールを作成していきます。

でも、それらは固定されたルールで 変化に対して融通性がなく、

一視点からしか景色を見ていません。三次元を平面のようにとらえるので立体的側面は見えないのです。

つまり裏側のことは無視。 一面を全体としてとらえる癖があります。

 

短絡的でもあり、微妙に違うエネルギーを読み分けることもできません。

マインドの弱点です。微妙な変化に対応できません。

 

更に、一度作られたルールは削除されにくく、どの場面にも適応されて行きます。 融通がきかないのです。

ルール絶対。必要のない場面でもルールは作用してきます。

邪魔な場合ですら 当てはめてブレーキをかけてきます。

 

意識下でルールとしてインプットされたものは 箇条書きの法律のように第一優先され、固定化されます。

我々の行動を監視し、他者の行動も監視し、裁こうとするのです。

これは個体を危機から守るためですから 仕事熱心なマインドは余念がありません。

 

↓ こんな感じでしょうか

見張りワンのサムネイル画像

 

TPOには対応いたしません。 

用途以外のご使用は 使用者の責任でお願いいたします

という感じ。(笑

こんな商品あるんですね(笑

マインドにスイッチOFFはないですが。。w

 

話は戻ります (^_^;)

マインドは物事の本質よりもルールを優先したがるようになります。

ベースに危機に対する不安がありますから 絶対に守りたいのです。

 

マインドの目的は ひたすら個体を安全に永らえたい

 

これは 外界に命を脅かす天敵が存在する世界では非常に有効に働きます。

マインドは仕事熱心な監視員なのです。

これは身体に備わった機能で、意識はこの保安機能も作動させながら 身体を運転しています。

この三次元で人生という旅をするための乗り物 身体。

 

       rvcar==3

 

  次回へ続く