2017年04月24日

愛する能力

愛する能力 それを 仏性 というのでしょうか
 
真我の愛 とも呼びます
 
これは、恋愛の愛とはちょっと違うものです。
 
恋愛は、主に恋 
 
種の保存 という肉体の都合で生じる衝動から生じる本能で
強い執着とエゴ、支配欲があります。
 
エゴの愛=執着 です。
 
真我の愛には、執着とエゴがありません。
 
そこにあるものを慈しむ。
 
幸福を願い見守ります。
 
存在そのものを愛するため、
 
支配やコントロールを必要としません。
 
あるがままを愛する ことができます。
 
受容、 寛容  でしょうか。
 
大きく温かく包む愛です。
 
相手を自由にさせ、存在を愛します。
 
これが神の愛 です。
 
悟るというのは これを理解することでもあるかもしれません。
 
自分が、
生命の源(神)に愛されていることを知り、
 
存在が祝福されており、自由である 
ということを悟ります。
 
生命は支配されておらず、ただ、環境の中で精一杯生きる。
 
この事を理解し出すと 
 
 
自分以外も愛せる…
 
または、
 
自分も愛せるようになります
 

六道輪廻のお話

六道輪廻 ってご存知ですか?
 
輪廻の世界には 6つの世界があります。
 
 
天界・・・天国 優しさと思い遣りと平和で出来ている
 
人間界・・・人間の世界。善いことも悪いこともあり、苦と楽がある。浮き沈みもある
 
修羅界・・・戦いの神 阿修羅のいた世界。常に闘争と戦いの中にある。
 
畜生界・・・理性がなく、欲のままに求め貪り(むさぼり)喰う者(動物)の世界。弱肉強食。
 
餓鬼界・・・飢え苦しみ、渇望の苦の中にいる世界。飢餓状態の狂気の中にある。
 
  • 地獄界・・・終わることがない苦痛と苦悩に責め立てられ続ける世界。
 
 
これらは、仏教で言われる六道という世界のお話で、
いずれかの世界に生まれ、輪廻(何度も生まれ変わり、六道を繰り返し体験する) という思想ですが、
 
実は この六道の世界は、
この世でないところにあるものではなく、
この世の一部を切り取ったもの なのです。
 
それぞれの人のモードが、どの世界のモード(波動)にいるか ということを示唆しています。
 
実際に、人は、いずれかの世界の波動で生きておりまして、
しかも、一人が一ヵ所にいるとは限らず、
その人がその時々にいる世界も目まぐるしくくるくると変わります。
 
あなたの基本的にいるところはどこか?
 
それを仏さまは自覚してほしいとおもわれたことでしょう。
 
 
もし、あなたが、天界のモードで生きたら、
あなたの周りの人々は
その波動に影響されて、天界を知り、体験し、
天界で生きたくなるでしょう。
 
しかし、
天界に入って修羅界や畜生界の波動を発揮すれば、天界の波動は影を潜めます。
 
どの波動を持ち込むかで、その場の世界が変わります。
 
でも、他の世界の波動も、天界の波動も他人が作るものであるよりもまず、
自分自身が作るものです。
 
どう生きたいかを自分で選ぶことができます。
 
花は 条件を満たすと花開きます。
 
 
どの波動の条件を揃えるか 
あなたの選択にかかっています。
 
内側にカルマがある場合、そのカルマの波動(ネガティブ)が起きるので、天界モードをキープするのは難しくなります。
 
カルマが感情の波を起こし、
揉め事を作り出した時は、
カルマを手放すきっかけになります。
 
ひとしきりカルマのエネルギーが出ていくと、冷静になってきます。
そして、ようやく
己の思い癖を見て執着を手放し
とらわれない心へと進みます。
 
なにも掴まなくなったとき
この世の苦しみから解き放たれ
天界よりも高い波動へと移行します
 
それを六道輪廻から外れる 『解脱』
又の名を 『悟り』 と呼びます。
 
悟りの波動は 静かです。
 
表面の世界で 嵐が起きている時も
静かなベースがあるのです。
 
そのエリアを 空(くう)と言います。